ずぼらOLの、【ing】を使って「ながら健康」テレワーク

2023/6/2

コクヨ社員が、自社の家具を実際に使ってみて発見した内容をお届けするシリーズもいよいよ第7弾となります。
今回はワークプレイス事業のマーケティング担当者が、あこがれのingを使い、長年の運動不足に挑みます。高機能チェアは何が違うのか、安いチェアではダメなのか、コクヨのチェアを実際に使い比べたからこそわかるそれぞれの特徴をお伝えします。
運動不足や座りっぱなしによる不調に悩まれている方、家具の選び方に迷われている方、ぜひご一読ください。

1. 働き方は今のままで本当に大丈夫?

週5日、1日8時間家で座りっぱなし

こんにちは。ずぼらOLのAです。
テレビや雑誌でもよく見かけるように、在宅勤務が増えた結果、運動不足になり「太った」「体力が落ちた」「気分が落ち込む」などの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。私もそんな悩みを抱えた一人です。

マーケティング部所属ということもあり、在宅勤務で問題ないので週5日在宅、1日8時間座りっぱなしという驚異の座りっぱなし生活を送っています。万歩計を見ると平日は100歩以下の日ばかり。さすがにこのままではまずいと思い一念発起して契約したヨガも結局続かず、ヨガマット、踏み台、ダンベル、バランスボールが部屋の片隅へ追いやられていくのを見て見ぬふりする罪悪感に耐える2年間でした。

「なんとかしたい”気持ちだけ”はあります」

椅子はとりあえずで買ったもの

在宅勤務が始まるにあたって、一番初めに買ったものは椅子でした。買った当時は「どうせ一年くらいしか使わないだろうし安いやつでいいでしょ!」と、あまり考えず自社の中でお手頃価格の椅子の中から、座り心地が気に入ったものを購入しました。もちろん、コクヨ製品なので買ってから1年くらいは「良い椅子をお安く手に入れてしまったな~」なんて、浮かれていたのですが、1年をすぎるとさすがに週5一日8時間ではさすがにきつくなってきてしまい、会社で使っていた高性能な椅子が恋しくなってきました。

「あの頃は、週5一日8時間でもこんなに身体がしんどくならなかったはず!」

結局のところ骨盤矯正代が高いような・・・

初代の相棒は「ENTRY(エントリー)」。コクヨ品川オフィスの1階にある「THE CAMPUS」へ行き、「Opti(オプティ)」と座り比べて、座面がゆったりとして包まれるような座り心地のこちらにしました。

初めは普段会社で座っていた椅子と同じものを買えば間違いないはず!といろいろ調べてみたものの10万円近くすることが発覚。さすがに入社4年目には10万円の椅子はなかなか手が出せず、欲しかった椅子たちを泣く泣く諦めることに。結局価格最優先で調べ、色々な機能がついているのに約2万5000円とお買い得!と、「ENTRY」を購入することになりました。
ただ、お買い得!と喜んでいたのも束の間。気が付いたら、首や肩のコリ、腰痛に耐えきれなくなり、1回8000円もする骨盤矯正の常連さんに。

「これは根本解決が必要なのでは・・・」

2. 2年間頑張ってくれたENTRY(エントリー)

お手頃価格ながらも機能十分

もちろん、「ENTRY」もすごい椅子です。お手頃価格ながら、ランバーサポートが標準でついていたり、座奥行き調整ができたり、ロッキングの強さ調節ができたりと機能性十分な他、オプションで可動肘やヘッドレストを付けることも可能です。

機能がたくさんあると使いこなせない

しかし、ここがずぼらOL。「正しい調整ができない!!!」
高さくらいであれば、さすがにずぼらOLの私でもそれっぽく調整は出来ます。でも、「ランバーサポートの高さってどこがいいんだろう?鏡持ってこないと・・・」「ロッキングの強さ?好み?買ったときの状態のままでよくない?」「座れたらなんでもいいよね!」と、ほとんど使いこなせないまま座っていました。

「全部うまいこと解決してくれる椅子があればいいのに」

「・・・ingのことでは?」

3. あこがれのing(イング)登場

ingってどんな椅子?

ing」といえば、入社したときに展示会で一番目立っていたなんかすごそうな椅子!というのが最初の印象です。座面がゆらゆらと揺れる特殊な機構で、テレビ番組にも取り上げられた、コクヨでもかなり目立つ特徴的な椅子でした。
オフィスの中でも数が限られていて、ミーハーでもある私はよく「ing」に座るためだけにわざわざ席を移動してました。アイディアが浮かばないなあ、というときは座面を揺らして座り、徐々に調子があがってきたら座面を固定して集中モードに、と1つの椅子で色んなモードに対応してくれるのは、わざわざ立ったり、場所を移動したりするのが面倒なずぼらさんにぴったりでした。

「コクヨのすごい椅子といえばing!」

どうしてingに?

仕事中のモードの切替がスムーズなところはもちろん、ずぼらさんにやさしい点が2つありました。

1つ目は、「面倒な調整が不要」。「ENTRY」を使いこなせなかった私ですが、「ing」は座った人の動きに合わせて座面が動いてくれるので、座面と肘の高さ以外調整する必要がありません。楽!

2つ目がかなり大事で、座りながら揺れることで「カロリーが消費できる!」。在宅勤務で運動不足に悩んでいた私にぴったり!いつも通り働きながらカロリーが消費できるなんて、ながら運動ができるなんて、ずぼらな私にうってつけの椅子!

二代目相棒として「ing」を買うことにしました。

「ing君に決めた!」

ingの好きなところ

ついに、入社以来あこがれていたingを購入!
私が購入したのは、クッションタイプ(ヘッドレスト付き/可動肘)のブラックです。

実は他にも候補にあがっていた椅子がありました。「ing」シリーズの最新作「ingLIFE」です。「ingLIFE」の方が新しいし、デザインもリビングに馴染むし、「ingLIFE」の方がいいのでは?と思っていました。今回も購入前に「THE CAMPUS」へ行き、座り比べてみました。

揺れ方

ing:ぐりんぐりん
ingLIFE:ゆらりゆらり

せっかちな私は腰の動きにすぐついてきてくれる「ing」の方が好みでした。「ingLIFE」は次の姿勢に動かしたいときに「早く~」と思ってしまいましたが、「ingLIFE」の方が動きが優しいので万人受けするような気がします。「ing」の方は揺れるかどうかをレバーを使って自分で選べるのも個人的に好みでした。

座面の広さ

ing<ingLIFE

「ing」より「ingLIFE」のほうがゆったりと広いです。あぐらがかける程「ingLIFE」の座面は広いのですが、身体がかたい私はそもそもあぐらを上手にかけません!笑
感覚的にですが「ing」の方が腰をしっかり支えてくれて姿勢が伸びている感じがして好みでした。ヨガでよく言われる「座骨で座る」というやつに似ています。

座面の高さ

ing>ingLIFE

「ing」の方が「ingLIFE」よりも高い気がします(調べたら5mmの差なので気のせいかもしれません)。「ingLIFE」に座っているときはリラックス、「ing」に座っているときは、床に踏ん張って姿勢を正している感じ。疲れたな、と感じたらフットレスト(踏み台昇降用に買った踏み台)に足を乗せるとちょうど良かったです。

背の高さ

ing>ingLIFE

「ingLIFE」は肩甲骨下くらいまでのタイプ1つしかありませんが、「ing」は同じような高さのラテラルタイプと普通の椅子と同じくらいの背の高さのバーチカルタイプ、バーチカルタイプにヘッドレストが付いたタイプ(今回購入したもの)の3タイプから選べます。もたれかかるなら、接地面積が多い方がいいな、と思い、ヘッドレスト付きにしました。158㎝でも十分ヘッドレストに頭が当たります。

背もたれの素材

ing:クッションORメッシュ ingLIFE:クッションOR木

「ingLIFE」を初めて見たとき、「おしゃれで可愛いけど、背が木なんて痛そう」と思ってしまいましたが、意外とそんなこともなく当たりは優しかったです。ですが、他の点でingの方が好みだったのでingに。ingの中で、クッションタイプにするかメッシュタイプにするか悩んだ時、メッシュの方が蒸れなくていいかな、とも思ったのですが、メッシュはホコリがたまりやすい気がしたのでずぼらな私はクッションタイプにしました。

肘掛け

ing:可動肘あり
ingLIFE:固定肘のみ

可動肘が選べるのは個人的にかなりポイントが高いです。座面が揺れると立ち上がるときに肘があるほうが安定するので、肘付きなのは譲れません。タイピング作業が多く、出来れば腕は肘に乗せて体圧を分散させたいのですが、固定肘だと肘が肘掛けに乗らない(女性あるある)ので、肘掛けの高さが変えられる可動肘を選びました。

4. ingを使って「ながら健康」テレワーク

ミーティング中にこっそりストレッチ

大人数のミーティング中は画面をOFFにして、こっそり身体を揺らしてみたり、後ろに左右にのびをしてみたり、楽しくゆらゆらしています。
身近な人たちだけのミーティングでは、堂々とゆらゆらすることも。「それってもしかしてingですか?」「いいな~」なんて反応もあり、身体の調子だけでなく、気分もいいです!(笑)

ingを使って「ながら健康」になれたのか?

結論、今では整体に通っていません!!!
とくに腰痛はほとんど気にならなくなりました。気が付くと揺れていたり、こっそりストレッチで身体が固まらないようにしていた効果が出たのかもしれません。
さすがに体重が減るところまでは行きませんでしたが、長い目で効果を見ていきたいと思います。

「ing買ってよかった!」

おわり。

デスクも追加で購入しました。
ずぼらOLの、【STANDSITーW】を使って「快適・健康」テレワーク



この方に聞きました

コクヨ ワークプレイス事業本部 ECマーケティング部
A.Kさん

20代後半。身長は158㎝。個人向けに家具のプロモーションの企画・実施を担当し、在宅勤務はだいたい週に5回ほど(月に2回くらい出社)。
一人暮らしの1Kの一角にデスクを設置して在宅勤務をみっちり8時間。健康グッズに囲まれた生活。


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