2023/03/22
資格取得の勉強、在宅勤務や副業など、昨今自宅で机に向かう機会が増えています。
デスクワーク環境を整えたいというニーズも増していますが、「昔、ガタついて集中できない机を使っていた」といった経験は無いでしょうか。
実は机には様々な形状や機能のものがあり、主に値段に応じて品質も異なります。
集中するためにも健康のためにもインテリアにこだわるためにも、自分のニーズにあったものを選びましょう。
ここでは大人の勉強机の選び方と共に、おすすめのコクヨ商品5点をご紹介します。
- 大人向けの勉強机の選び方
- 天板の広さ
- 天板に使われている素材
- 天板と椅子の高さのバランス
- 配線ダクトやトレーの有無
- 収納力の豊富さ
- 机のデザインとお部屋の雰囲気
- その他の機能性も確認しておこう
- スタンディングデスクを活用するのもおすすめ
- 勉強机におすすめのコクヨのデスク
- LEAN
- STANDSIT-W
- SEQUENCE
- INVENT-SH
- INVENT-FS
- 機能性に優れた勉強机で作業を効率化しよう
1. 大人向けの勉強机の選び方
大人が使いやすいと感じる勉強机は、子ども向けの勉強机とは異なるため、どのような点を考慮して選べば良いのかを知っておくことが大切です。
勉強机の選び方のポイントをご紹介します。
天板の広さ
最初に、天板の広さを確認しておきましょう。天板が広いほど、資料や本、ノート、パソコンなど、机の上に多くのものを置いて作業や勉強を行えるようになります。
余裕を持って使いたい場合は、幅120cm・奥行き60cmほどあるものを選ぶのがおすすめです。
複数台のモニター(ディスプレイ)を設置するマルチディスプレイ環境を整えたり、より多くの資料を置いたりしたい場合は、幅140cm・奥行き70cmほどの、少し広めの机を選ぶと快適です。
机を置くスペースが限られている場合は、幅100cmほどのコンパクトな机を選ぶのも良いでしょう。
天板に使われている素材
使い勝手や空間の雰囲気に関わる天板の素材も、確認しておきたいポイントのひとつです。大きく、木材と樹脂素材に分けることができます。
木材を使用した天板はナチュラルな雰囲気が魅力です。自然な雰囲気の空間に仕上げたい場合に適しています。一方で、メラミン化粧板などの樹脂素材でできた天板は傷や汚れに強く、耐久性に優れています。樹脂素材と聞くと無機質なイメージを思い浮かべるかもしれませんが、木目調の自然な印象のデザインなら、耐久性と雰囲気の良さを両立することが可能です。
雰囲気の良さと耐久性のどちらを重視したいかも踏まえて、天板の素材を選ぶと良いでしょう。
天板と椅子の高さのバランス
使用している椅子と机の高さのバランスも大切です。椅子の座面に対して天板が高すぎたり低すぎたりすると、着座姿勢が崩れて体が疲れやすくなってしまいます。
ただし、天板の適切な高さは体格や使用している椅子によって個人差があります。体格や椅子の高さなどに合わせて高さを変えられる、昇降式の机を選ぶのがおすすめです。
天板の高さが固定されている机を購入する場合は、座面の高さを調整できる椅子を活用すると、快適な作業環境を構築できます。
配線ダクトやトレーの有無
パソコンやモニター、スピーカー、照明など、机に置いて使用する機器が多いと、コードで机周りが乱雑になりやすくなります。机の上を整理して作業用のスペースを確保するために、配線ダクトや配線トレーが充実しているかも確認しておくと良いでしょう。
配線ダクトや配線トレーを備えている机なら、機器のコードをひとまとめにしたり、天板の下に隠したりして、天板を広く使えます。
収納力の豊富さ
収納力の豊富さもポイントです。引き出しや棚、ワゴンといった収納が付いている机なら、資料や筆記用具、参考書などをすぐにしまえるため、机上をきれいに片付けやすくなります。キャスターつきのデスクワゴンならお掃除や模様替えの際もラクに動かすことができます。
特に、一人暮らしのワンルームなど、お部屋の収納スペースが限られている場合は、机周りで使うものが片付かないことも考えられます。スペースを確保するために、収納力に優れた机を用意するのがおすすめです。ワゴンについては、以下のページで詳しくご紹介しているので、併せてご確認ください。
カテゴリー:収納
机のデザインとお部屋の雰囲気
机は比較的面積が大きい家具なので、お部屋の雰囲気を左右しやすいです。机のデザインやカラーと、お部屋の雰囲気が合っているかどうかも確認しておきましょう。
机のデザインは商品によってさまざまですが、シンプルなデザインの机なら、幅広いインテリアに合わせることができます。
また、リビングなどの人目につきやすい場所に設置する場合は、お部屋の雰囲気を崩しにくいカラーやデザインの机を選ぶのがおすすめです。
その他の機能性も確認しておこう
机の中には、配線トレーや収納以外にも機能性を備えているものもあります。作業しやすい環境を整えるために、機能性の面にも注目しておくのがポイントです。
例えば、机にコンセントが備えられているものなら、ノートパソコンやスマホを充電しながら使ったり、スタンドライトを設置したりすることができます。
クランプ式の製品取り付けに対応していて、スぺースを取らずにモニターアームなどを取り付けられるタイプもおすすめです。机上のレイアウトの幅が広がり、より作業環境を充実させられます。
また、他の家具の増減によって配置換えをしたい場合は、脚にキャスターを搭載していて、簡単に動かせるものを選ぶと便利です。
2. スタンディングデスクを活用するのもおすすめ
椅子に座った状態で使う目的で作られた一般的な机ではなく、立った状態で使うことを考えられている「スタンディングデスク」を活用するのも良いでしょう。立った姿勢で作業する時間を設けることで、作業の集中力を増したり体にかかる負担を軽減したりする効果が期待できます。
ただし、長時間立ちっぱなしで作業するのは逆に疲れてしまいます。スタンディングデスクを用意する場合は、昇降式の机を選ぶと便利です。立った時は天板を上げる、座っている時は天板を下げるなど、あらゆる姿勢に適した高さで使うことができます。
昇降式の机にはハンドルを手動で回して高さを調整するタイプや、高さを自動で調整できる電動タイプなどの種類があります。使いやすさに優れているため、ボタンやレバーで簡単に高さを変えられる、電動昇降デスクを選ぶのがおすすめです。
3. 勉強机におすすめのコクヨのデスク
コクヨでは、機能性やデザインに優れていて、勉強机として使いやすいデスクを取り扱っています。スタンディングデスクとして活用できるタイプも用意しているので、用途に応じて選ぶことが可能です。ここからは、使い勝手に優れたコクヨのおすすめのデスクをご紹介します。
LEAN
自宅にも馴染みやすい、シンプルなデザインが魅力のデスクです。配線トレーや天板下のコードダクトを活用することで、パソコンなどのケーブルをまとめて収納できます。
また、モニタースタンドやタブレットスタンドとして活用できるアイテムを標準で装備し、クランプ式のモニターアームの取り付けにも対応しているため、机上のスペースを有効活用できる点が魅力です。
STANDSIT-W
安全に配慮した設計の、エントリーモデルの電動昇降デスクです。自宅でも使いやすいサイズバリエーションを取り揃えているので、設置するスペースなどに応じて選ぶことができます。
脚部は中心に向かって傾斜が付いているので、下のスペースにコード類を通すことが可能です。
昇降中に障害物に接触すると自動的に約5cm戻るはさみ込み防止機能や、壁への接触を防止する樹脂スペーサー、2つの高さを登録できるメモリー機能など、エントリーモデルながら機能性に優れている点も魅力です。
SEQUENCE
63~129cmの間で高さを調節でき、背が低い方でも使いやすい電動昇降式のデスクです。昇降時にものに当たると約3cm戻る安全機能を備えています。一部モデルでは、好みの高さを記録できるメモリー機能や、一定時間で姿勢を変えるタイミングをお知らせするリマインド機能、レバーに高さが表示される機能も搭載し、心地良いスタンディングワークを実現します。
天板の幅は1150~1750mmの間で5種類ラインナップしていて、目的に応じた天板広さを選ぶことができます。エッジや天板の形状、サイズ、カラーバリエーションなども豊富です。
また、電動昇降機能に加えて、天板の傾斜角度を0~12°の間で調整できるチルトテーブルタイプは、作業中の首の角度を垂直に近づけることができ、首の負担を軽減できます。
INVENT-SH
天板下にある棚に、ファイルなどを収納できるデスクです。机上の棚も活用すれば、より広い作業スペースを確保できます。取り扱う書類や資料が多い、机の近くに書類を保管したいなど、収納性を確保したい方におすすめです。
天板の高さは720mmと900mmの2種類を用意しています。座って使う場合は720mmを、スタンディングデスクとして使ったり、ハイタイプのチェアと合わせたりする場合は900mmを選ぶなど、用途に応じて選択可能です。
INVENT-FS
脚部にキャスターが付いていて自由に動かせる、シンプルなデザインが魅力のデスクです。ダイニングテーブルとして使いやすいスクエアタイプやサークルタイプ、壁付けで使いやすいハーフタイプの3タイプと6種類のカラーバリエーションで、自宅に合うものを選べます。
コンセントやコードフォルダー、デスクトップシェルフなどのオプションを活用して、より自分好みの机にアレンジすることもできます。
4. 機能性に優れた勉強机で作業を効率化しよう
快適に作業を行うためには、環境を整えることが大切です。長時間座る椅子はもちろん、作業スペースとなる机を用意することをおすすめします。
ただし、机にはさまざまな種類があり、サイズや機能性などは商品ごとに異なります。使用する環境に合わせて、天板のサイズや収納性、デザインなどを決めることが大切です。
コクヨでは、シンプルなデザインと高い機能性を両立したデスクを取り扱っています。コクヨのデスクを活用して、自宅の作業環境を整えてみてはいかがでしょうか。
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