在宅勤務マスターへの道-気持ちの切り替え編-

2021/4/23

2020年のコロナ禍で働き方が大きく変化し、在宅勤務の割合が増えた方も沢山いるかと思います。中には毎日出社する働き方から、毎日在宅勤務という働き方に変わった方もいるかもしれません。オフィスとは異なる環境で、生産性が上がった方もいれば下がった方もいるでしょう。そこで、今回の記事では「在宅時のリフレッシュ」をテーマにいくつかのコツを紹介していきます。

前回の記事「在宅勤務マスターへの道-時間編-」の中では、1時間から5分を生み出してみることをコツとして紹介しましたが、そうやって作り出した5分で可能なことも紹介していきます。

1. 身体や目のストレッチやマッサージで気持ちよく

在宅勤務に限らず、デスクワークでは同じ姿勢でいる時間がどうしても長くなり身体が固まってしまいます。私もすぐ身体が固まってしまうタイプなので、意識的に首回りをマッサージしたり、背中を伸ばしたりを実践しています。短い時間でもやってみると血行が良くなるのか、頭がすっきりした感じがします。

また目の周りのツボもおススメです。パソコン作業などでは、目を凝らすことが多くなります。オフィスであれば大きなモニターを利用できる人も、在宅勤務の時には小さな画面を使わざるを得ないこともあるでしょう。目の周りのツボを押すことスッキリした気分になれます。目薬やホットアイマスクなどを一緒に使うのも一つです。

手軽さや、効果の感じやすさにより、自分に合った方法を模索してみてください。

身体や目のストレッチやマッサージで気持ちよく

2. お気に入りの食べ物や飲み物でリフレッシュ

お気に入りの飲み物や食べ物で気持ちを切り替えることもおススメの方法の1つです。私の場合は、朝イチの仕事始めには熱いコーヒーを飲むことで、「これから仕事をするぞ!」という気持ちを作って仕事に臨むことにしています。また、午後も飲み物を飲むのですが、夕方以降は夜の熟睡のため、コーヒーではなくカフェインが少ないお茶などを飲むようにしています。

飲み物だけでなく、簡単に食べられるお菓子も良いです。脳を使うと脳が糖分を欲しますよね。チョコレートのようなお菓子を食べる方も多いのではないでしょうか。そういった食べ物をアクセントにリフレッシュすることもおススメです。個人的にはブドウ糖の多いラムネや、噛み応えのあるグミやガムを使っています。食べ過ぎには気をつけましょう。

3. 味覚だけでなく、嗅覚や聴覚も使ってみよう

気持ちの切り替えに意外とおススメなのが、五感のうち聴覚と嗅覚を使ったリフレッシュ方法です。意味のある言葉が耳に入ってくると気が散ってしまうので、クラシックやインストゥルメンタルのような音だけのものの方がよいかもしれません。仕事内容に合わせて変えるのもよいでしょう。

香りでのリフレッシュ方法は、アロマや花などがあります。アロマなどにはリラックスする効果もあると言われ、張り詰めた会議が終わった後に一息つきたい時に効果を発揮しそうです。

味覚だけでなく、嗅覚や聴覚も使ってみよう

4. 働く場所を変えてみる

最後に紹介する気持ちの切り替え方は、家の中で働く場所を変えることです。景色や姿勢を変えることも、効果がありそうです。オフィスで働く時にもABW※1 を実践していた方もいらっしゃるのではないでしょうか。家でもそれを可能な範囲で実践してみるのです。家具や家の間取りによっては難しい方もいるかもしれませんが(かくいう私もその一人なのです)、例えばダイニングテーブルで逆側に座るなどでも景色が変わります。以前の記事「空間や座り方で在宅勤務の生産性が変わる?~脳波測定実験より~」でも、クリエイティブ系の仕事か、集中系の仕事かで環境を変えると良いというエビデンスを紹介させていただきました。

以上が、在宅勤務での働き方のコツ-気持ちの切り替え編-でした。今後も在宅勤務での働き方のコツを紹介していく予定です。楽しみにしていてくださいね。

※1「ABW」= Activity Based Workingの略。オランダから始まったワークスタイルで、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方のことを指す。

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